【作業環境公開】iPad proだけで漫画を描く副業サラリーマン

コラム
青柳恵太
青柳恵太

どーも!こんにちは!
自称サラリーマン漫画家の青柳恵太です。
今回は、デジタルで漫画を描きたいけど、どんなものを使っていいのかわからないという人の参考になればと思い、デジタル作画一本の私の作画環境を紹介します。

はじめはデジタル作画なんて異端だと思っていたが…

青柳恵太
青柳恵太

漫画家をといえばGペンに原稿用紙!!

デジタル作画なんて考えられない!!

大学入学当時、そう思っていた私。

形から入るタイプなのでとりあえず、漫画家セットをそろえようとGペンやら原稿用紙を買ってきて自作したトレース代を机に置いてステレオタイプな漫画家の作業環境を整えることから始めました。

しかし、いざ漫画を描こうとするとGペンは使いこなすことができず、いつのまにか手についたインクが原稿を汚し、インクが乾く前に消しゴムをかけ、下手糞なホワイトでさらに原稿を汚すという負のスパイラルから抜け出せず、結局、漫画家の作画環境を再現しただけで私のアナログ時代は終わりました

紆余曲折あってデジタル作画へ

青柳恵太
青柳恵太

パソコンで絵を描くことができるならインクはこぼさないしやり直しにホワイトいらないし原稿は汚れないんじゃないか?

ある日、こんな安直な理由でデジタル作画の道を歩み始めました。

形から入る私はこれまでデジタル作画に挑戦するにあたって最高の作画環境を追い求めてそれから板タブや液タブ、タブレットPCなど気になったものを片っ端から買って試してみました。

IntuosやらCintiqやらSurface Pro2、Pro3……
押し入れの中で眠るのは惜しいラインナップです…。

前置きが長くなりましたが、紆余曲折ありまして、
今の私の作画環境はこんな感じになっています。

良い場所がなかったので 画面はハメ込み合成です (笑)

そうです、Apple iPad pro 12.9インチとApple Pencilのみ

なんともミニマリストみたいな作画環境に落ち着きました。

iPad Proは、デジタル作画をするプロ・アマチュア問わず
多くのクリエイターが使用しているタブレットですが、
このiPad Proとの出会いは本当に衝撃でした。

これまでいろいろ試してきた中で一番描き心地が良かったんです。

本当に紙に描いているような感覚で、
思いついたときにいつでもどこでも絵が描ける

私にとってはまさに最強のデジタル環境でした。

百聞は一見に如かず…”iPadだけ”の環境でここまでできる!

とまぁ…前置きが随分と長くなってしまいましたが…

おそらく、この記事をご覧になっている方は、実際のところipadだけでどこまでかけるんだよ?って思って”ipad 漫画 描く”とか”ipad 漫画家”というような検索をしてたどり着いた方が多いかと思います。

ちなみに私の場合は、副業漫画家としていろんなクライアント様から依頼いただき、マンガを描かいていますが、今のところラフから完成原稿まですべてiPadで行ってます。

iPad Pro で作画したラフ
iPad Proで作画した完成原稿

なんなら、クライアント様との打ち合わせにiPadを持って行ってその場でイメージを描いて伝えるということも結構あるのでipadは常に持ち歩いています。

ipadはメモの機能があるのでそこに文字を打ちながら思いついたことはペンで直接書くというようなことが可能で、さらにiphoneを使っているとメモを同期できるので、打ち合わせが終わった後の電車の中などで記録を見返したり、加筆することなんかも可能です。

今だったらキャリア携帯持っている方はショップでiPadをスマホと同じような感覚で買うこともできるので、正直なところ迷っているくらいなら買ったほうがいいと個人的には思います。

どれくらいかけるのよ?って思っている方になかなか文字で伝えるのは難しいので、私のこれまでの作品の記事をリンクで貼っておきますので興味ある方はご覧ください。

どの作品もすべてiPadだけで描いています。

ちなみに『CODA-コーダ- ~手話が嫌いだった私が手話通訳士になった理由~』は、
”第2回LINEマンガの優秀新人賞”を頂くことができました。

お絵かきアプリは『CLIP STUDIO PAINT』一択!!

iPadで漫画を描くなら有償なら『Procreate』とか『ibisPaint』、無償なら『MediBang Paint』とか『ジャンプPAINT』など、いろんなお絵かきアプリが有償、無償問わず登場していますが、私の場合は『CLIP STUDIO PAINT』を迷わずオススメします。

コレが無ければ漫画描いてないといっても過言ではないくらい私にとってiPad proとCLIPSTUDIOは必需品でもあり、漫画の他にもイラストや簡単なアニメーション、職場で発行している書籍や広告、画像編集に至るまですべてをこのCLIPSTUDIOを使って作業しています。


『CLIP STUDIO PAINT』は素材が豊富!!

今更、CLIP STUDIOのレビューをしたところで、他の方がされているものと似たようなレビューになるので、内容紹介については他のレビューサイトを見ていただくとして、ここではCLIP STUDIOの目玉の一つでもある“素材( ASSETS )”について少しご紹介をしたいと思います。

CLIPSTUDIOでは、『CLIPSTUDIO ASSETS』という素材共有のページがあり、CLIPアカウントさえあれば誰でも素材を投稿でき、無償でダウンロードできるものやGOLDやCLIPPYというものを使って売買できるものも取り扱っています。

CLIP STUDIO ASSETSの画面

例えば、この京都新聞で連載しているマンガ『京・妖怪絵巻』で私が第一話目で描いた輪入道の炎なんかも素材のひとつです。

マンガ『京・妖怪絵巻』第一話 輪入道より

ASSETSには数万点の素材があるので描くと大変なものなどを検索すると誰かがブラシやテクスチャで作っていたりしますので、こういう素材を活用してマンガを描くのもアリだと思っています。

また、ASSET以外にも独自にHPで素材を公開していたり、素材やブラシを本の特典にして配布されている方もいますので、そういったものを使ってマンガやイラストを描くのもアリです。



ちなみに私が普段から愛用しているブラシは、
よー清水先生の本の購入特典としてダウンロードした
巷では『チートブラシ』と呼ばれているブラシセットです。

この『「キャラの背景」描き方教室 』は、ここまで描き方を載せてしまって支障はないのかと思うほど、中身も相当濃い本なのでぜひオススメしたいのですが、購入特典としてついている24種のブラシだけでもこの本の金額以上の価値がある一冊だと思います。

●購入特典!よー清水がいつも使っている専用ブラシがまるごとダウンロードできます!
・削用筆(ジブリのアナログ背景の人が絶対使っている筆)をイメージしたブラシ
・画面を撫でるだけでかなり高レベルな星空、雨、雪などが描けるブラシ
・キャラクターから背景まで使える万能のオイルブラシ、チョークブラシ、エアブラシ
・正確なパース線が一発で描けるパースブラシ

書籍紹介ページより抜粋




『CLIP STUDIO PAINT』は種類があるので購入の際はご注意を!!

CLIPSTUDIOを使ってみたいなという方に注意していただきたいのはCLIPSTUDIOは結構種類が出ているということです。

例えば、Mac版のCLIPSTUDIO EXを持っていてもiPadやiPhoneでは使えません。それぞれ別のソフト扱いになるので別途アプリの購入が必要になります。

※作品自体はCLIPSTUDIOのクラウド共有をつかって共有できるので、アプリさえ購入していればパソコンで描いた作品の続きをiPadで描いたり、iPhoneで修正することは可能です。

CLIP STUDIO PAINTのラインナップはコチラから

公式のページでは30日無償体験等の案内もありますので、一度試してみてから購入を検討してみてもいいかもしれません。

青柳恵太
青柳恵太

以上、ほぼCLIPSTUDIOの紹介になってしまいましたが、今回はデジタル作画をしている私の作画環境を紹介しました。



まとめ

ということで、今回はiPadで絵を描くことは可能なのかということを実際にiPadのみを使ってラフから完成原稿に至るまで漫画を制作している副業漫画家の視点で記事を書いてみました。

iPadで絵を描きたいけど迷っているということなら迷っている暇がもったいないのでぜひ買ったほうがいいです。

■おまけ記事

前回に引き続き、性懲りもなくモノを宣伝するコーナーです(笑)

この前はめちゃめちゃおいしいコーヒーを紹介しましたが、今回ご紹介するのはコチラ!!

作画環境を紹介したので今回は関連したものを紹介します。

このペーパーライクフィルムは名前の通り、
iPadの描き心地を紙のように変えてくれる優れものです。

ザラザラ感があるのでApple Pencil摩耗しないかな…
とか思っていましたが購入から1年と少し経ちましたが、
今のところペン先は摩耗した感じはありません。
(私があまり絵を描いていないだけ…?)

まぁ、デジタルだけどアナログに近い感じで描きたい人は
保護フィルムの代わりにこういうペーパーライクフィルムを
貼ることも一つの手かと思い紹介させていただきました!

青柳恵太/Jackpot Arts

”想像”から”創造”へ――…!!

京都精華大学マンガ学部でノウハウを学び、
企業広告や行政マンガの執筆を行うサラリーマン漫画家です!!
あなたの”想像”を私のマンガで”創造”に変えませんか――?

1991年生まれ 兵庫県明石市在住。
小学生の頃にコロコロコミックの続きが待ちきれず自分で続きを描こうと思ったのがきっかけでマンガを描き始め、気がつけば約20年……

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